不登校のご家庭を支援している経営者仲間からの提案で、不登校中の子供と直接お話の機会を作っていただきました。
日本の不登校は社会問題になっており、2012年から右肩上がりで不登校の児童が増加しています。
インターネットの普及で簡単に情報を入手しやすくなったこと、家庭環境や地域との関わりなど、さまざな要因が複雑に絡み合っているため、不登校になる原因は一概には言えないのですが、今回お話をさせていただいて感じたことは子供が夢を諦めてしまっているということでした。
幸福学の権威である前野教授の研究データからも、夢を持つことそのものが幸福度の向上に繋がることがわかっています。
実際に夢が叶っている、いないに関わらず夢を持つだけで幸福度が高まるのです。
幸福度が高まると創造性が3倍になり、生産性が1.3倍になり、利他的になりやすい、平均寿命も約10年も長くなります。
子供たちの未来を考えたときに、僕たちは子供に夢や希望を持たせることが大人の使命だと思っています。
いま僕の住んでいる東京でも、通勤や帰宅電車で大人がみんな楽しそうにしていたら子供は「早く大人になりたい!」って感じてくれるはずです。でも、実際は楽しそうにしている人はほとんどいません・・・。
そんなわけで、仕事は生活するためだけのつまらないものではなく、本来は人生をよりよくする楽しいものだと子供たちに熱く語ってきました。
前編