どうも、ブランドマーケッターの安藤です!
あなたは「4MaT理論」という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
この理論は1980年にバーニス・マッカーシーという元教師が実用化したモデルで、4つのタイプに分類されると言われています。
人が何に関心を持つかというのはそれぞれパターンがあり、そのパターンを網羅することで全ての人を惹きつけるプレゼンテーションをすることが可能です。
それがこの4MaT理論です。
なぜ、プレゼンテーションで利用されている理論がブログ記事に関係しているのかというと根本原理は同じだからです。
ブログ記事を書くにはコピーライティングというスキルが必要です。
プレゼンテーションは言葉(言葉以外の非言語もある)で、コピーライティングは文章という伝達手段を使っているのですが、どちらも共通して人を動かすスキルです。
つまり、手段の違いはあれど伝える相手が同じ人なので流用することができます。
4つの学習タイプ
4Mat理論は「WHYタイプ」、「WHATタイプ」、「HOWタイプ」、「IFタイプ」の4つの学習タイプに分類されます。
これら全ての分類に該当する文章を意識すれば、魅力的なブログ記事を書くことができるようになります。
それぞれのタイプがどこに価値を感じたり、関心を持つのか順番に解説していきます。
理由を知りたいWHYタイプ
WHYタイプの人は理由が分からないと行動しないタイプです。
何故そのことを知らないといけないのか、知ることで自分にどのようなメリットがあるのかが気になってしまいます。
WHYタイプの人の口癖は「何でこれやるの?」です。
例えば、「学校の勉強をしなさい!」と言われても、何で学校の勉強をしなければならないのか理由が分からないと出来なかった人です。
世の中でもっとも割合として多いのはこのWHYタイプだと言われています。
このタイプの人に行動して欲しい場合は、行動することによる相手のメリット(理由)を伝える必要があります。
数字や証拠が必要なWHATタイプ
WHATタイプの人は証拠やデータなどがないと行動しないタイプです。
行動するべきかどうか判断するための客観的な情報を欲しています。
WHATタイプの人の口癖は「それって本当に?」です。
例えば、「国語と算数ができないと将来困る」と言われても、実際に国語と算数で困っている人の証拠やデータがないと行動できなかった人です。
このタイプの人に行動して欲しい場合は、何かしら納得できる証拠や数値データを見せる必要があります。
方法が知りたいHOWタイプ
HOWタイプの人は全体像が分からないと行動しないタイプです。
具体的な手順や方法に興味があり、それを直ぐにでも実践してどういう結果になるのか検証したいと思っています。
HOWタイプの人の口癖は「どうやってやればいいの?」です。
例えば、「英語の勉強をしなさい」と言われても、英語のどこからどこまでを勉強するのか、どういう順番や方法で勉強していくのかが分からないと出来なかった人です。
このタイプの人に行動して欲しい場合は、全体像を見せることと1つ1つの手順を丁寧に教える必要があります。
可能性を見出したいIFタイプ
IFタイプの人は手に入れた知識で新たな可能性を見出したいタイプです。
IFタイプの人の口癖は「もし・・・」です。
例えば、理科の実験をしていると、その実験の結果だけじゃなくて他にも活用できるんじゃないかと創造する人です。
このタイプの人に行動して欲しい場合は、手に入れた情報が相手にとってどう活かせるかを刺激してあげる必要があります。
ブログでの4Mat理論を活用した書き方
さて、このように4Mat理論でブログ記事を書くと、全てのタイプに響く文章を書くことができ、もちろんプレゼンテーションの場でも応用できる考え方です。
例えば、以下のような順番で書くといいです。
結論 → 理由 → 数値データ、証拠 → 方法 → 具体例 → 結論(まとめ)
ブログの上手な書き方が分からないという方は、ぜひ4Mat理論に沿って書いてみてくださいね。