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WEB集客を自動化させるための全手順を徹底解説

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WEB集客を自動化させるための全手順を徹底解説

どうも、ソーシャルプランナーの安藤です!

今回は「WEB集客を自動化させるための全手順」をテーマにお話していきます。

あなたはWEB集客で自動化させたいけれど、「具体的にどういう手順で作ればいいのだろう・・・」と悩んだことはありませんか?

できれば集客には時間をかけたくないものですよね。他にも使いたい時間は沢山あるはずです。
でも、現実はほとんどの場合がSNSの投稿やブログ更新などの集客に時間を取られてしまっています。

[keikou]集客を自動化できない大半は完成イメージが出来ていないからだと思います。ブログやSNSなど1つ1つの方法は分かっても、それぞれを繋げた全体像が分からないのです。[/keikou]

集客を自動化させるためには「顧客の購買プロセス」と「購買プロセスを満たす仕組み」の2つを理解する必要があります。

そのため本記事では2つを中心にWEB集客を自動化する手順を解説していきます。
最後まで読んでいただければWEB集客を自動化させるための方法がばっちり理解できるようになります。

それでは始めていきましょう!

顧客の購買プロセスを知る

集客を自動化させるためには、お客様がどういう思考を経て商品・サービスを購入していくのかの「顧客心理」を必ず把握しておきましょう。
なぜなら集客を自動化するための仕組みは、すべて顧客心理に従って構築していく必要があるからです。

WEB集客を自動化させるための全手順を徹底解説

それぞれ詳しく解説していきましょう。

認知

まずは商品・サービスをお客様にお届けする前に、あなた自身の存在を何かしらの方法で知ってもらう必要があります。
そもそも知ってもらわなければ興味を持ってもらうことすら出来ないわけです。

WEB上であなたの存在を認知してもらうための具体的な方法はいくつもありますが、代表的なものは以下の3つに限定されます。

[aside type="boader"]
  • SEO対策
  • SNSで情報発信
  • 広告掲載
[/aside]

全くの見込み顧客がいない場合を除いては、効果測定するために一通り試してみることをお勧めします。何故かというと実際に試してみないと結果が分からないからです。

特定の方法に固執してしまうと、その方法が仕様変更などにより使えなくなってしまった場合に大きな痛手になります。
何があってもリスクヘッジできるように対策しておきましょう。

興味

認知をしてもらうと同時に大事にしなければならないのは、見込み顧客に興味を持ってもらうことです。興味を持ってもらうことで次の行動に移していただけるようになります。

興味という意味をもう少し噛み砕いていくと「脳の空白」のことを言います。
生物学的に人は分からないことを嫌い、それを埋めようと解決する行動に向かいます。

いわゆる危機回避するための防衛本能ですね。

例えば、アメリカの有名なコピーライターであるジョン・ケープルズの広告キャッチコピーです。

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(出典元:The Malcom Auld Blog

[aside type="boader"]

私がピアノの前に座ると、みんな笑った。しかし私が演奏を始めると・・・

[/aside]

好奇心をそそりますよね。
このコピーのすごいところは、いずれも脳に空白を作っているという点です。

  • 演奏した結果どうなったんだろう?(想像の空白)
  • 私も上手に演奏して周囲に認められたい(現状と未来の空白)

このコピーはピアノの通信講座へ勧誘するためのものですが、コピーのお陰で大成功しています。どれだけ興味を引くことが重要であるかを物語っている事例です。

信頼

認知されて興味を持ってもらえたら信頼を獲得する必要があります。信頼というのは大きく2つの要素で構成されています。

  • 人間性(価値観や感性)
  • 専門性(その道のプロかどうか)

できれば「人間性」も「専門性」も備わっていることが望ましいです。同じ専門性であれば好きな人から商品・サービスを購入したいというのが人の心理ですよね。

WEB上で信頼獲得するための方法は以下の3つです。

[topic color="blue" title="Web上での信頼獲得する方法"]
  • 読者との接触頻度を増やす
  • 自ら自己開示する
  • 文字や動画で正しく情報伝達する
[/topic]

これらを実現するためにブログやメルマガなど様々な方法を利用します。

行動

意外に感じるかもしれませんが、人は行動をメッセージとして促さないと意外と動かないものです。どう行動して欲しいのか伝えて初めて人は行動に移します。

マーケティング用語で「CTA(Call To Action)」というのですが、具体的にどのような行動を取って欲しいのかを言葉(文章)にして伝えるようにしてください。

例えば、セミナー開催で集客をしたいなら「今から5日以内に○○セミナーに申し込んでください」と送ることです。

多くの人は行動しない理由をたくさん持っていますので、CTAを促すときには「行動しない理由」も同時に排除しておく必要があります。
あなたのペルソナ(理想の顧客像)が行動しない理由を見つけてあげて、行動できるように全て排除してあげましょう。

集客の自動化に必要な材料

集客を自動化させるためには「自動集客ツール」のような胡散臭い方法などなく、1つ1つの方法を組み合わせて複数の方法で仕組みを作っていきます。

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それぞれの方法にはすべて目的がありますので、それらを十分に理解した上で活用するようにしてください。

あるあるな話でいつの間にか「手段」が「目的」になってしまうこともありますので、「何のためにこれが必要なのか?」という目的を見失わないように自動化の仕組み作りをしていきましょう。

SEO(Search Engine Optimization)

SEOはGoogleの検索エンジンから見込み顧客に「認知」「興味」の2つを獲得するために使います。具体的には「ブログ」と「YOUTUBE」の2つです。

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SEOはGoogleのアルゴリズム(Googleが独自に決めたルール)に認められることによってアクセス数が集まる仕組みです。そのSEOの特徴は以下の通りです。

[topic color="blue" title="SEOの特徴"]
  • 目的意識のあるユーザーを集客できる
  • アクセスが集まるまでに3ヶ月以上は掛かる
  • 時間経過とともに集客が自動化される
  • Googleのアルゴリズムの変更で順位が変動する
[/topic]

アクセス数が集まるまでに時間が掛かる点がネックですが、中長期的に見れば爆発的に伸びるメディアなのでじっくり育てるつもりで作っていきましょう。

ブログ集客

SEO対策のブログは「WORDPRESS」一択です。理由は3つあります。

[topic color="blue" title="SEOの特徴"]
  • Google検索で上位表示される設計になっている
  • 突然ブログが削除されない
  • カスタマイズの自由度が高い
[/topic]

アメブロや他のブログは商業利用していると判断されると突然削除されてしまう可能性があります。せっかく蓄積してきたブログが削除されてしまうのは悲しいですよね。

WORDPRESSは設定するまでが少し面倒ですが、慣れてしまえば簡単に作れてしまいますので最初からWORDPRESSを利用されることをお勧めします。

YOUTUBE集客

YOUTUBEはGoogleに次ぐ第二の検索エンジンと言われています。YOUTUBE内でキーワード検索をする人が多いため、YOUTUBE内でのSEOをする必要があります。

動画は文字の1000倍の情報量を伝えられると言われており、ブログと組み合わせることで、より正確な情報伝達をすることも可能です。

SNS集客

SNS集客メディアもSEOと同じく「認知」「興味」の2つを獲得するために使います。
有名な「Facebook」、「Twitter」、「Instagram」、「LINE」はアカウント作成するようにしてください。

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SEOと違ってSNSは最初から「そこ」に人が集まっているので、情報発信するだけですぐにでも認知してもらうことが可能です。

[topic color="blue" title="SNSの特徴"]
  • ユーザー間のコミュニケーションが中心
  • 最初から人が集まっているため認知させやすい
  • 情報資産としては蓄積されない
[/topic]

SEO対策であるブログは最初の数ヶ月間はアクセスを集めることが難しいため、SNSの情報発信と組み合わせてブログの新記事も共有していくのがお勧めです。

Facebook集客

Facebookは実名アカウントで投稿するため「信頼」の獲得をしやすいSNSです。
顔出しで実名なだけに全SNSの中でもっともコミュニケーションでの関係性を深めやすいと言えます。

2018年から大幅な仕様変更で、家族や親しい友人を中心に投稿内容がリーチされるようになりました。その影響で「いいね」数が激減してしまい、拡散目的での利用には向かないです。

[kanren url="https://hiromasa-blog.com/marketing/facebook_attract_customers/"]

Twitter集客

Twitterは拡散力なら最強のSNSです。多くのインフルエンサーが利用しています。実名よりも匿名性が強いので投稿する内容によっては荒れてしまう可能性が高いです。

Instagram集客

Instagramはあなたのビジネスの世界観を表現するために活用できます。24時間以内に削除されるストーリー機能や、写真など視覚的に訴えかける機能が豊富です。

LINE集客

LINEは既に繋がっている友達がいる場合は活用できます。LINEの「ホーム投稿機能」を使えば友達の友達まで情報を拡散させることが可能です。

[kanren url="https://hiromasa-blog.com/marketing/line_attract_customers/"]

広告集客

広告運用は「Facebook広告」、「Twitter広告」、「Yahooプロモーション広告」、「Google AdWords」などの種類があります。

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広告運用はコストが掛かりますが、自動化の仕組みがしっかり出来ていると安定した売上に繋がります。
広告の場合はターゲットをかなり絞り込めるため「今すぐ買いたい」と思っている人に直接的にアプローチすることができるからです。

例えば、毎月広告費で20万円であったとして、毎月100万円の売上が出るようになれば、広告運用をしない理由はなくなります。

少額から始められますので、集客の自動化の仕組みが出来上がったらテストされてみては如何でしょうか。

ランディングページ(LP)

ランディングページの目的は「読者に行動してもらう確率を高めるため」です。

集客の自動化での「SEO」、「SNS」、「広告」からアクセスさせるランディングページは「読者にメルマガ登録してもらう確率を高める」ために作成します。

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メルマガを配信するためには「メールアドレス」が必要です。読者にとってメールアドレス1つを入力するのは手間で、個人情報でもあるため何かメリットが無ければ入力しません・・・。

方法論としてブログやSNSなどで直接メルマガ登録を促すことも出来ます。
でも、メルマガの内容がどれほど素晴らしい内容であっても膨大な情報をブログやSNSには書ききれないはずです。

そこでランディングページという別ページを用意することで、読者が登録したくなるような価値を伝えられるようになります。

また、読者が喜びそうな特典を無料プレゼントすると登録率も高くなるのでお勧めです。
あなたが読者の立場になったときに「お金を払ってでも欲しい!」というプレゼントを用意してください。

実際にランディングページがあるかどうかだけでメルマガ登録率は5〜10倍近く変わります。(ランディングページの出来栄え次第です)

ランディングページ制作は専門業者に依頼するかWORDPRESSで自作することもできます。

ランディングページ文章構成にはいくつか型があり、この型に従えば誰でも書けるようになりますので1つご紹介しますね。

[topic color="blue" title="ランディングページの型"]
  • キャッチコピー
  • 自己紹介
  • 問題提起
  • 問題提起を掘り下げる
  • 解決策の提示
  • サービス内容の紹介
  • 特典
  • Q&A
  • お客様の声
  • 追伸
[/topic]

簡単な具体例を作ってみましたので参考にしてください。

キャッチコピー 自宅から一歩も出ることなく毎月安定して見込み顧客が集まってくる

「集客自動化プログラム5STEP」

自己紹介 はじめまして、ブランドマーケッターの安藤です。僕は現在ブランド構築の専門家として個人起業家向けにビジネスをしています。
僕はこれまでセミナーや交流会に参加していたのですが、本当は顔を出すのが嫌でした。
・・・
問題提起 集客の自動化をしていない人はブログやSNSで必死になって情報発信をし続けています。
問題提起を掘り下げる 最終的には既存顧客のフォローに時間を追われてしまい、新規顧客の獲得や大切な家族との時間を失うことになってしまいます。これを他人事だと思っているなら、あなたも同じような未来が待っています。
解決策の提示 ですが、この集客自動化プログラムを実践することで
サービス内容の紹介 無料メルマガでは「WEB集客を自動化させるための仕組み作り」についてお届けします。
特典 自動集客に欠かせないランディングページ構築テンプレート
Q&A Q:パソコンが使えない人でも大丈夫ですか?
A:はい、大丈夫です。
・・・
お客様の声
安藤さんと出会えたことでようやく集客を自動化させることができました。これまで集客が安定しておらず苦労していたので大変感謝しています。
・・・
追伸 僕は独立してから苦労の連続でした。それでも多くの人に支えてもらって今の自分がいます。
・・・(熱い想い)

ランディングページで特に一番重要なのは「キャッチコピー」の部分です。最初に見られる場所ですのでキャッチコピーは特に力を入れて作るようにしましょう。

メルマガ(ステップメール)

メルマガ(ステップメール)は見込み顧客の「信頼」を獲得することと、成約率を爆発的に高めるために使います。

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ステップメール機能はどのタイミングでメルマガ登録をしてもらっても、全く同じシナリオで「1日目」、「2日目・・・「7日目」と順番にメールを送れるという特徴を持っています。

人が消費行動を起こすのは理論よりも感情です。

最終的には理論で「いま購入するべきか?」のコスパで判断するのですが、必ずその前に感情がトリガーになっています。
その感情を見事に動かすことができるのがステップメール機能なんですね。

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ステップメール機能の場合は順序立っているので感情移入しやすくなります。

ステップメールは長ければ長いほど信頼関係を深めていくことが可能です。中には1年分のステップメールを配信されている方もいらっしゃいます。

一般的には1週間〜2週間ぐらいでステップメールを設計される方が多いですね。

読者は他のメルマガ読者にもなっている可能性があり、あまりにもステップメールが長すぎるとセールスのタイミングを逃してしまいますので個人的には短い期間をお勧めします。

フロントエンド・バックエンド

フロントエンドは入り口商品。バックエンドは本命商品のことです。
中にはミドルエンドというフロントエンドとバックエンドの中間に位置付けられる商品もあります。

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一般的にバックエンド商品は数十万円〜数百万円の高額であるため、フロントエンドでお客様の満足度を高めてからバックエンドを提案します。

[aside type="normal"]

あなたの商品が高額でない場合はフロントエンドとバックエンドを一緒にしてもOKです。

[/aside]

中にはバックエンド商品を提案してからフロントエンド商品を提案する方法もあります。
これは大きな提案の後に小さな提案は断りにくいという顧客心理を使った方法です。
バックエンド商品から販売して、金銭的理由などから購入が困難である場合にフロントエンド商品を提案します。

フロントエンド商品から提案する場合、この商品の満足度によってバックエンド商品を購入するかどうか左右されます。
そのため、フロントエンド商品だからといって手を抜かないようにしてください。
バックエンド商品よりも内容は薄くても、お客様の深い悩みを解決できる内容になっていることが大きなポイントです。

集客自動化の構築手順

集客を自動化させる構築手順ですが、ゴール(バックエンド)から順番に作っていきましょう。ゴールから作っていかないと手直し作業が多くなります。

バックエンド→フロントエンド→メルマガ(ステップメール)→ランディングページ→SEO、SNS、広告

この順番で必ず作るようにしてください。

最後に

WEB集客を自動化させるための全手順についてお話させていただきました。

1つ1つの方法論に囚われないで、顧客心理に従った仕組みを構築していくことが大切です。

WEBの場合は簡単に計測することができるので、どこの反応が良くてどこの反応が悪いのかというのも把握することが出来ます。

WEB集客の自動化は一度仕組みができてしまえば、後は定期的なメンテナンスをするだけで済みますので最初から完璧を求めず「まずは作ってしまおう!」という気持ちで取り組むのがいいと思います。

ぜひ、WEB集客を自動化して自由な時間を手に入れてください!

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  • この記事を書いた人
hiromasa_ando

hiromasa_ando

ソーシャルビジネス構築の専門家。中小零細企業へのWEBマーケティングコンサル業務と人財育成業務の2つの事業を展開。本業で売上(利益)を出しながら社会課題を解決していく企画から構築支援までを業務にしています。 これまで「不登校」「在宅ママ」などの事業を立ち上げ支援。 一時的な売上(利益)よりも長期的に顧客や社会から愛されるメディアを創る支援をさせていただきます。顧客を煽るようなマーケティングは嫌いです。 関わるすべての人に居場所があり、幸福で持続可能な社会を目指して支援させていただいております。

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