LINE マーケティング メディア 集客

もう絶対に迷わない!メルマガとLINE@を徹底比較

更新日:

読者視点に答えあり!メルマガとLINE@を徹底比較

どうも、ブランドマーケッターの安藤です!

今回は「読者視点でのメルマガとLINE@を徹底比較」というテーマでお話をしていきます。

メルマガとLINE@は読者との信頼関係を深めていくツールとして似たような役割を持っているため、結局はどちらを使ったらいいのか分からないと相談いただきます。

メルマガとLINE@を比較する上で最も重要視しなければいけないのは読者です。読者の気持ちになれば、それぞれのツールをどのように使っていいのか分かってくるからです。

そして、メルマガとLINE@は実は似て非なるもので、きちんと目的を明確にすることで二者択一ではなく共存することができることも分かります。

そこで本記事では、それぞれの特徴をメルマガやLINE@に登録してくださる読者視点で徹底比較していこうと思います。

最後まで読んでいただければ両者が共存できるという理由も明らかにすることが出来ますよ!

到達率の高さ

メルマガとLINE@の到達率を比較すると、LINE@の方が特定条件での到達率は高くなります。

メルマガは以下の2つの理由から迷惑フォルダに振り分けられてしまう可能性があるからです。

  • メール本文に含まれるキーワードが不適切
  • 送信サーバー側のルール

LINE@は現時点で登録している読者全員に一斉通知することが出来ますので、読者からブロックされていない限りは確実に読者のLINEアカウントへ通知することが出来ます。

ただし、メルマガの到達率は必ずしもLINE@に負けているとは言えないです。

  • メルマガの運営側である程度は予防することも可能
  • メルマガとLINEで利用者がそもそも違う

それぞれ詳しく解説していきます。

メルマガの運営側である程度は予防することも可能

そもそもメルマガは迷惑フォルダに振り分けられるような運用方法をしなければいいだけです。

スパム扱いされないような文章を心掛けたり、読者に喜んでもらえるようなメルマガを配信するようにしていれば大きな違いはありません。

具体的には以下のような対策をすることで迷惑フォルダへの振り分けを回避できます。

[aside type="boader"]
  • 迷惑メールになりそうなキーワードを避ける
  • 件名にタイトルを入れる
  • テキスト形式のメールにする
  • URLは必要最小限に留める
  • 添付ファイルを使用しない
  • 送信元アドレスにフリーメールアドレス(Gmailなど)を使わない
[/aside]

メルマガとLINEの利用者がそもそも違う

メルマガとLINEは利用者が違う場合があります。

これはどういう意味かというと、LINEはスマートフォンにインストールしているけれど、普段はLINEよりもメールを利用することの方が多いという場合があります。

僕はLINEのヘビーユーザーだったので観点から抜けていましたが、実際に僕の知人でLINEをほとんど使わず、メールを中心に使っているという話を聞きました。
そして、LINE@からの通知も届いているけれど、1,000件以上も通知を溜め込んで見ていないということでした。

ですので、LINE@の方がシステム上は到達率が高いのですが、利用者によって到達はしていても、そもそも見ていない可能性があるということです。

特定条件においてはLINE@の方が到達率が高いと言えます。ですが、未然に運用方法で防いだり、読者層によっては一概にどちらが優位とは言い切れません。

開封率の高さを比較

開封率というのは「実際に中身が読まれる確率」です。こちらもメルマガとLINE@を比較すると、同じ条件ならLINE@の方が開封率は高いです。

僕はメルマガとLINE@のどちらも利用していますが2〜4倍は開封率が違います。

これには3つの理由があると考えています。

[aside type="boader"]
  • メルマガは受信フォルダに「写真なし」で通知されるが、LINE@であれば「写真付き」で親近感が湧く
  • LINEは通知されると過去の通知も含めて上位表示してくれる
  • LINEアプリの通知はスマホ画面にも表示されて読者が気付きやすい
[/aside]

ただ、メルマガも「件名」によっては開封率を高めることが可能です。興味を引くような件名を付けることができれば、LINE@のように開封率を高めることは出来ます。

利用用途の幅広さ

利用用途の幅広さもLINE@に軍配が上がります。

LINE@には「クーポン機能」やポイントカードとして使える「ショップカード機能」が提供されています。
店舗型やイベント関係のビジネスをされている方であればLINE@の方が優位に活用できます。

僕が利用しているピザハットからもメルマガで「1,000円割引クーポン」の通知が来ますが、これはWEBサイト側でクーポン機能を作り込んでいます。
メルマガ単体ではLINE@のようなサービス向けの機能提供されておらず、利用用途はLINE@と比べると限定的です。

運営側で掛かる利用料

メルマガやLINE@を運営する上で毎月掛かる利用料があります。
こちらは選択するプランにもよりますが、あまり大きな違いはありません。

メルマガはサービス提供している会社が多いので一概に言えないのですが、メール到達率の高いプラン(独自ドメイン)にする前提で考えると5,000円以上はします。

LINE@は通常5,400円のプラン(ベーシック)を選択します。(詳しくは関連記事に書かれています。)

[kanren postid="579"]

登録するまでのハードルの高さ

どちらが読者にとって登録のハードルが低いかというとLINE@です。

メルマガは読者からすると「メールアドレス」を入力するという手間が必要となります。比べて、LINE@は「友達追加」のボタンを押すだけです。

メールアドレスは誤入力もありますので登録に失敗してしまう可能性も秘めています。
メルマガ側の設定で入力ミスさせないよう2回入力させることも出来ますが、面倒な作業なので読者にはあまり好まれません。

ブロックされる確率

以下の理由からメルマガよりもLINE@の方がブロックされる確率が高いです。

  • 2クリックで簡単にブロックできる
  • 通知がスマホ画面に表示される

詳しく解説していきます。

2クリックで簡単にブロックできる

LINEは通知されたメッセージを開封してから、「矢印ボタン」→「ブロック」の2クリックだけで通知されないように出来ます。

文字入力無しだから、すごく簡単ですよね。

メルマガは解除するためにわざわざメールアドレスを入力しなければならないため、登録時と同様に解除するのにも手間が掛かります。

この簡便性でLINE@の方がブロック率が高くなるのです。

通知がスマホ画面に表示される

LINE@は通知されやすいということは「自分には不要だな・・・」と感じられたら、提供価値に関係なく通知される情報はスパム同様の認識になります。

例えば、LINE@に登録してから売り込み通知ばかりするような投稿がそうですね。
読者は売り込まれるためにLINE@へ登録するわけではないため、毎回売り込み通知が送られてくるとブロックされます。

通知されやすくなるということは、必要性を感じてもらえるような投稿を続けないとブロック率を引き上げる原因にもなるということです。

読者の育成

メルマガにはステップメール機能があります。
そのため、メルマガ登録してくれた読者に対して「1日目」、「2日目」・・・「7日目」と順番にメール通知して育成することが可能です。

正直この点がメルマガの一番の強みだと思います。ステップメール機能があるかどうかで成約率に大きく影響してくるからです。

少し古いデータですが、メルマガから商品・サービスを購入している割合の方が圧倒的に高いことが分かります。

(出典元:メルラボ

LINE@にはステップメール機能は標準で提供されておらず、別途で有料ツールをインストールする必要があります。(詳しくは関連記事に書かれています。)

[kanren postid="579"]

ただ、LINE@はメルマガと同じステップメール機能が使えたとしても読者視点で考えると使い勝手が難しいです。

LINE@は読者とのコミュニケーションに重きを置いているツールです。僕らは普段のLINE利用もそんな感じですよね。

[voice icon="https://hiromasa-blog.com/wp-content/uploads/2018/05/1.png" name="あんちゃん" type="l line"]

簡単なメッセージを送るのがLINE!

[/voice]

長文を読むというよりは会話をしているんですよね。だから、ステップメール機能を使って「1日目」、「2日目」と送るとしても長文なんて読まれないわけでして・・・。

ステップメール機能という枠組みだけで見れば、メルマガもLINE@も同じように見えます。でも、読者視点で見ると違うんです。

  • メルマガは「読む」ことに重きを置いている
  • LINE@は「会話する」ことに重きを置いている

メルマガとLINE@の読者視点での位置付けはとても重要なのでぜひ覚えておいてください。

ステップメール機能は読者を育成するために、ある程度のボリュームが必要となりますので、LINE@での実装よりもメルマガの方が圧倒的に向いていると思います。

読者との距離感

読者との距離感はコミュニケーションに重きを置いているLINE@の方が縮めやすいです。
特にプロフィール写真を「個人の顔写真」にしていると普通に会話している感覚で連絡を取り合えます。

これはメルマガには無い強みですね。メルマガも顔写真をメール本文に添付することは出来ますが、感覚的にはLINE@の方が近い距離に感じられます。

メルマガもLINE@も接触回数が増えることで読者との信頼関係は深まりますが、より親近感を感じられるのは間違いなくLINE@です。

新規の読者獲得

メルマガの場合

メルマガとLINE@はそれぞれ新規獲得の領域が少しだけ異なります。ですので、お互いに被らない読者を増やすことができます。

メルマガであれば新規の読者数を増やす方法は大きく分けて4つです。

[aside type="boader"]
  • アフィリエイト
  • 広告
  • SNS
  • ブログ
[/aside]

アフィリエイトと広告は有料で、SNSとブログは無料で読者数を増やします。(ブログはサーバー代などの管理費は除く)

アフィリエイトと広告の有料登録

アフィリエイトと広告は有料であるため新規の読者登録の効率は高いです。例えば、アフィリエイトであれば「新規の読者を1名紹介してくれたら紹介料500円支払います」と募集します。

SNSとブログの無料登録

SNSとブログで価値提供をしてメルマガに無料登録してもらう方法です。有料登録と比べてあなたの信用力に応じて登録率が変わります。

LINE@の場合

LINE@も新規の読者数を増やす方法は4つです。広告、SNS、ブログはメルマガと同様の考え方になりますが1点だけ違いがあります。

[aside type="boader"]
  • 広告
  • SNS
  • ブログ
  • LINEホーム投稿
[/aside]

LINE@にはアフィリエイト機能がないのですが、代わりに「LINEホーム投稿」から新規読者を獲得することが出来ます。
LINEアプリを起動して「時計のアイコン」をクリックしたら表示されるところです。

読者視点に答えあり!メルマガとLINE@を徹底比較

LINE@のホーム投稿で読者から「いいねスタンプ」や「シェア」をしてもらえると、読者の繋がっている友だちにも「【アカウント名】がこの投稿を気に入っています」と拡散されるようになります。

拡散された記事にあなたのLINE@登録用URLを添付しておくことで興味を持ってくれた方は登録をしてくれます。

実は共存することができる

メルマガもLINE@もどちらか1つを選ぶ必要なんてなく、費用面や利用目的が明確であればどちらも一緒に使っていきましょう!

メルマガとLINE@の特徴を振り返ると、それぞれ強みが違うということが理解いただけたかと思います。ざっくりまとめると以下の通り。

[aside type="boader"]
  • LINE@は読者とのコミュニケーションに向いている
  • LINE@は登録までのハードルが低い
  • メルマガはステップメール機能で読者の育成に向いている
  • メルマガもLINE@も利用者に違いがある
  • メルマガもLINE@も新規獲得の層に違いがある
[/aside]

メルマガからLINE@登録への誘導。逆にLINE@からメルマガ登録への誘導を双方にすることで、それぞれの強みを活かした運用ができるようになります。

最後に

メルマガとLINE@を比較してどちらを選択すればいいのか分からないのは「読者と信頼構築する目的が似ている」からです。

でも、実際にメルマガとLINE@を色々な視点から比較してみると「それぞれに得意分野がある」ということが分かりますよね。そのため、目的に応じてメルマガとLINE@を共存させることが可能です。

僕はメルマガとLINE@どちらも利用していて使い分けています。それぞれの強みを補完できる関係なので、予算に余裕があるのでしたら両方を同時に利用されることをオススメします。

メルマガとLINE@を使いこなして沢山の読者との信頼構築に役立ててください!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

ご意見・質問フォーム

  • この記事を書いた人
hiromasa_ando

hiromasa_ando

ソーシャルビジネス構築の専門家。中小零細企業へのWEBマーケティングコンサル業務と人財育成業務の2つの事業を展開。本業で売上(利益)を出しながら社会課題を解決していく企画から構築支援までを業務にしています。 これまで「不登校」「在宅ママ」などの事業を立ち上げ支援。 一時的な売上(利益)よりも長期的に顧客や社会から愛されるメディアを創る支援をさせていただきます。顧客を煽るようなマーケティングは嫌いです。 関わるすべての人に居場所があり、幸福で持続可能な社会を目指して支援させていただいております。

-LINE, マーケティング, メディア, 集客

Copyright© BRIEND , 2024 All Rights Reserved.