どうも、ブランドマーケッターの安藤です!
今回は「Facebookで読者を夢中にさせる2種類の文章の書き方」をテーマに話していきたいと思います。
せっかく一生懸命に考えて投稿したのに誰からも「コメント」が貰えなかったり、全然「いいね数」が貰えなかったりすると何だか残念な気持ちになりますよね・・・。
ぶっちゃけ誰だって自分の投稿に対して反応が欲しいものです。
最初は反応のない状況に我慢できていても、ずっと続くと「今回はコメントやいいね貰えるかな?」という不安感も少し出てきます。
「今回は結構いけてるんじゃないか?」って思った激アツ投稿に反応がないときなんて特にショックです。どうせだったら楽しく投稿できるようになりたいものです!!
実は書き方は大きく2種類あります。「読みたくなる」というテクニックの部分と、「何を伝えるか」という価値観の部分です。
テクニックは学べば誰だって出来るところなので違いは生まれません。すぐ真似されます。
最終的にあなたのブランドで個性を創り出すためには「何を伝えるか」という価値観の部分が重要になってきます。
ですので、テクニックだけを磨くのではなくて、あなた自身の個性も同時に表現していくことを必ず意識してください。
でも、結局はテクニックと価値観のどちらかが欠けても読者を夢中にさせることはできないので、本記事ではFacebookの両方の書き方を取り上げていきたいと思います。
それでは始めていきましょう!
目次
絶対忘れてはいけないFacebookの目的
先ほどからお伝えしている通りFacebookで書き方を習得するのも大切です。でも、大前提として忘れていけないのはFacebookを利用する目的です。
Facebookの目的は「コミュニケーションツール」であるということ。
この目的の対象者はあなたではなくて、あなたの投稿を見てくれる読者です。ブランド戦略においても重要な考えなのですが、どこまでいっても「相手視点」で考えましょう。
読者に対して一方通行な投稿をするのではなく、双方向に意見や気持ちを伝達するということです。
一方的というのは相手の気持ちを考えない態度であるということ。そして、双方向にするためには「あなたの意見や気持ち」であることが重要なんです。
事実だけで人の心は動きません。つまり、何かコメントをしようとは思いません。機械的な「いいね」は付くかもしれませんが、おそらく読んでもらえないでしょう。
- 今日の晩御飯はこれを食べました
- 家族で遊園地に行きました
- セミナーに行ってきました
- 友達と会ってきました
- 海外旅行に行ってきました
これらの事実は「だから何?」なんです。最初の晩御飯の話に意見や気持ちを入れてみましょう。
今日の晩御飯はこれを食べました。(事実)毎日当たり前のように妻が作ってくれる手料理に感謝です。(意見や気持ち)
このように事実に意見や気持ちを加えるだけで読み手の感情が動きます。僕だったら同じ妻がいる境遇ですので、思わず「本当にそうですよね!」ってコメントしちゃいます。
コミュニケーションの根底はお互いに分かちあうことなので、事実に対してあなたの意見や気持ちを入れることを必ず意識してください。誰かのではなく「あなたの」が大切です。
Facebookではテンプレート投稿のようなロボット人間もいますが、求められるのはあなたの個性です。
Facebookの書き方「読みたくなる」テクニック
Facebookで思わず読みたくなるテクニックも7つご紹介します。この7つを実践するだけでも上手に文章を書けるような実感も得られるはずです。
結論から伝える
投稿の中で一番言いたいことを最初に伝えましょう。読者も忙しい中で投稿を見てくれているので、結論までのの下りが長いと途中で離脱してしまいます。
結論というのは先ほどもお伝えした「あなたの意見や気持ち」のことです。
コツはあまり具体的な結論まで書かないということです。
具体的な結論を書いてしますと続きを読まなくてもいいと感じてしまうからですね。できる限り最後まで読んでもらうためには超絶シンプルな結論でいいと思います。
例えば、「私は外見だけで人を判断する人が嫌いです。」とか「人生は自分の生きたいように生きれた人間が勝ち組だと思う。」といった感じですね。
件名を使う
件名を使うのも効果的です。Facebookには件名を入れる機能がないため自分で作ります。【】や『』など自分好みに投稿の最初に入れるようにしましょう。
ただし、件名は続きを読みたくなることが目的なので、単に【】や『』を使えばいいということではありません。興味を持たれない件名は続きを読みたいと思わないからです。
- 役に立つことが伝わる
- 意外性がある
- 数字が入っている
- ターゲットの読者視点で言葉を選ぶ
- 件名はなるべく短くする
これらの要素を1つまたは複数満たしている件名を作るようにしてみてください。
【彼女に23回目のプロポーズでOKをもらった話】
『1週間でフォロワーが1000名増えた方法』
【ムカついたので2時間も説教してやった!】
例えばこのような件名ですね。いずれも要素を1つまたは複数満たしているのが分かるかと思います。
難しい専門用語を避ける
相手視点で考えるなら「正確に情報が伝わる」ことを意識しましょう。
読者視点に立たないと気付かないところで本当に専門用語を使ってしまいます。これぐらい知っているだろうというのも意外と知らないことが往々にしてあります。
どうしても専門用語を使わなければいけないなら用語解説をするようにしてください。あまり多用すると堅苦しいイメージを持たれますのでオススメしないです。
理想は中学1年生でも理解できるような用語や文章を使うこと!特にエリート出身や理系の人は難しい専門用語を使う傾向にありますので注意してください。
なるべく具体的にする
数字や例え話などの具体的な内容を入れるようにしましょう。
読者はあなたと同じ体験をしているわけではないので、伝えたい内容が抽象的でイメージできないと、間違った解釈をしてしまう可能性が高くなります。
「大きな鳥が飛んでいました」よりも「100センチ幅の鳥が飛んでいました」、「斬新なファッションで」よりも「きゃりーぱみゅぱみゅのようなファッションで」の方が具体的ですよね。
1対1で対話をしていても普通に誤解が生まれるぐらいですから、「100%正確には伝わらない」という前提で具体的に伝えるといいと思います。
意外性を狙う
僕らはある種の一般常識を持って生きています。だからこそ、この一般常識を覆すような投稿をすることで読者の興味を引くことができます。
意外性 = 期待している結果と違うこと
です。
分からないこと(一般常識でないこと)があると脳には空白ができるので、それを埋めたくて必ず続きを読みたくなるんです。
例えば、「牛乳は健康にいいものだ」という一般常識がありますよね。でも、「実は牛乳は身体に悪いものだ」という投稿をすると続きが気になります。
「マーケティングが重要である」と信じている人に「マーケティングの時代は終わりだ」と投稿するとそんなわけないだろうと読んでくれるわけです。
改行する
文章の間隔が狭いと読みづらさが生じます。ですので、3〜4行ぐらい文章が続いたら改行するようにした方が読まれやすくなります。
Facebookの改行は少し特殊です。スマホとパソコンの両方でFacebookを見る人がいますが、パソコン版は「全角スペース」を入れてから改行しないと改行されません。(スマホは改行されます)
ですので、少しだけ手間ですが、スマホとパソコンの両方で改行させたい場合は、パソコンから「全角スペース」を押して投稿してください。スマホは全角スペースが存在しないのです・・・。
ひらがなを多くする
投稿内容に漢字が多く含まれていると堅苦しい感じを受ける人が多いです。
普段から論文など漢字が多く含まれている文章を見ていると慣れてしまいますが、みんながそうではないということですね。
漢字が多くなると、心理的に読みたくないと思って離脱してしまいますので、「ちょっと全体的に読みづらいかも?」と感じる場合はひらがなを多く入れるようにしましょう。
具体的には漢字が2割、ひらがなが8割ぐらいがバランスいいと思います。
Facebookの書き方「伝える」マインド
誰に何を伝えたいのか明確にする
まず最初は誰に対して何を伝えるのかの目的を明確にしましょう。どちらも漠然としていると、何が言いたいのか分からない投稿になってしまいます。
「誰に」は特定の1人をイメージしてください。複数人を想定すると誰にでも当てはまってしまう内容で深みが無くなり、結果的に誰にも共感されない投稿になります。
特定の1人をイメージすることで「これって自分のこと?」って思ってもらえる文章を書くことができます。
- 何か気付きを与えたい
- 自分の価値観を知ってもらいたい
- コメントをしてもらいたい
- 投稿をシェアしてもらいたい
などなど、あると思います。投稿内容を書き始める前にまずはここからです。
あなたの意見を伝えよう
意見を伝えようという話は何度もお伝えしましたが、ここではもう少し掘り下げた話をしたいと思います。
意見というのはその人の価値観を投影させたものです。日常的に感じていることや好き嫌いなど、いわば「私はこういう人間だ」という自己表現と言えます。
そして、世の中にはあなたと似たような価値観の人は沢山います。例えば、今あなたの一緒にいる人は、あなたの価値観の何かに共鳴しているから繋がっているんです。
その中でも親友や両親のような存在であれば、より本音の自分でいられると思います。一緒にいて楽だな〜と感じられる人ですね。
- 少し愚痴をこぼしたくなる自分
- 決めたことをやらないだらしない自分
- ちょっと毒舌になってしまう自分
- 本当に心から感動を分かち合えた自分
気の許せない人には見せない自分です。これがFacebookや社会の中だと自分の本音を押し殺してしまいます。
なぜなら本音の自分を見せない方がうまく世渡りできることを経験しているからです。
- なるべく否定されないようにしよう
- できる限り面倒臭いことに巻き込まれないようにしよう
- 失敗して傷つかないようにしよう
全てあなた自身を守るための最善策だとは思いますが、Facebookで本音を隠したままの自分で意見を書いても、誰の心にも響きません。
「ぶっちゃけ私はこういう人間です!」と言えた方が多くの人の心に響きます。それにあなた自身にとっても結果的に楽な自分でいられるようになります。
偽ったままの自分で続けていくのって結構しんどいですもん・・・。
正直、意見というのは必ず全員一緒にはならないので割れます。だから時には傷つくコメントをする人も出てくるのは事実です。
でも、同時に共感してくれる人も必ず出てくれるんですよね。意見に正解なんて無いので、共感してくれる人たちと分かち合うために投稿をしたらいいと思います。
マーケティング視点でも「類似性の法則」という心理があって、人は似た人を好むという傾向があります。
「この人は私と一緒だ」と思ってくれるだけでもファンになってくれる可能性大です。
商品・サービスの内容や価格が同じだったら、間違いなく価値観の似ている人から購入したいと思われますから絶対に意見を伝えた方が得ですよ!
楽しめなくなったら立ち止まる
Facebookで投稿するのが楽しめなくなったら投稿するのやめちゃいましょう!そういう時はマイナスエネルギー全開なので読者にも雰囲気が伝わります。
「Facebookは毎日投稿しましょう」と言われる人もいますが、そう思えば思うほどしんどくなりますし、僕は無理してまでやらなくていいと思います。
実際に僕はFacebookの投稿を長期間やめたことが過去2回ありました。どちらも自分を見失っているときでしたね(笑)
面白いことに無理して書かなくていいや!って思ったら書きたくなるんです。
楽しくなくなったらFacebookに投稿するという手段にフォーカスするのではなく、自分の将来のビジョンを見直すといいです。
楽しくないときって目的が不明確になっている場合が多いからですね。目的を達成することとFacebookの投稿が一致すればモチベーションに影響なく継続できるようになります。
最後に
Facebookの書き方についてまとめましたが如何だったでしょうか。
2つの書き方のうち「テクニック」は何度も繰り返していると習慣化されて意識しなくても出来るようになります。
最初は慣れない作業で時間が掛かったり、語彙力が足りなくて単語が出ないこともありますが、これも時間とともに解決してくれますので安心してください。
「価値観」の部分に関してはどれだけ人の目を気にしないでいられるかどうかが鍵です。「全員同じ価値観の人なんていない。でも、同じ人も必ずいる。」という大前提のもと頑張ってください。
実際に批判されるとムカつくこともあるのですが、慣れてくると雑音のようになってきますので(笑)
あなたのことを応援してくれる人のために価値観を届けてあげたらいいと思います。それで救われる人が沢山いるのは嬉しいものですよ。
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